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埋封一乗妙典石碑
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資料番号 | |
場所 | 庵寺 |
種別 | 宗教資源 |
地区 | 桂島地区 |
経緯 | (38.3346,141.0911) |
庵寺に残されている石碑。書写された経典が埋められていることが示されている。文字が擦れて読めないが、「無二無三」と指摘し、(法華)一乗への帰依を述べていること、また「竜女が男子に変わること」、「有聞法者無一不成仏(法華経の教えを聞いた者が、一人とて成仏できないことがあるだろうか)」(方便品)、「五品の功徳を示すこと」(寿量品)などを示したうえで、書写を推奨していることから『妙法蓮華経』の内容が述べられていると考えられる。ただし、その石碑の内容についてはあくまで概要・要約であり、『妙法蓮華経』がトレースされているわけではない。おそらくは日蓮系の宗派(新宗教も含む)の信者による石碑であろう。
住所上の地名では「庵寺」であるが、石碑の内容によれば「楼嶌庵主当母氏清隆本〇〇之辰」とあることから、施設の名前は「楼嶌庵」であることが推測される。